Arduino UNO R4 Wifiがきたよ

Arduino UNO R4
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2024年正月早々PCが天に召されてしまい、その後もゴタゴタ続きで更新が半年ストップしてしまいました…orz

Arduino UNO R4 Wifi がきたよ

さて、発売からだいぶ出遅れましたが、うちにも Arduino UNO R4 Wifi がやってきました。

外観

R4の大きな特徴である12×8のLEDマトリクスの存在感が大きいですね。またWifiモデルならではの特徴として基板左側のESP32(正方形の金属部分)があります。他に、マイコンチップが小型化して目立たなくなっている・基板のパターンが見えにくくなった…などの違いがあります。

裏面は透明なプラスチックで保護されています。…アレ?R3でも純正品なら覆われているのかな?僕が持っている互換機はピンが剥きだしなので、間違って金属トレーの上に置いてしまうとショートしそうだったのですが。

側面。コネクタ類の配置はR3以前のモデルのものを踏襲していますが、PCとの接続はUSB-Cに変更されてコネクタが小型化しています。

R3との性能比較

機能追加、大幅性能アップです。いままで使用していた UNO R3(互換機)と比較すると以下の通りです。

注目ポイントは、

・クロックもメモリも大幅アップ!
・WifiとBluetooth搭載!
・ボード上に12×8のLEDマトリクスを実装!

ですね。本体だけでもいろいろできることが広がりそうです。

反面、デジタル出力の電流容量が 20mA から 8mA と減少している点には注意が必要です。この電流量は標準的な直径5mmの LED 1個を光らせるのがギリギリな量で、過去記事で使用している電流制限抵抗の値も見直しが必要です。たとえば こちらの記事 では LED に接続する電流制限抵抗を 330Ω としていますが、これは順方向電圧 1.6V の LED で電流を 10mA として計算したものです。同じ LED で電流を 8mA 以下にするためには、抵抗値を430Ω 以上にする必要があります。

また、マイクロコントローラ(一般のPCのCPUに相当するもの)もアーキテクチャから異なるものに変更されているため、プログラムのバイナリレベルでの互換性はないようです。まぁC言語ライクな開発言語を使用しているのなら特に変更はないのですが、アセンブラ埋め込みのようなテクニックを使用している場合にはそのままでは動かないと思われます。

電源投入

PCとUSBケーブルで接続して電源投入。なぜか勝手にテトリスが始まり、最終的にハートマークが。LEDマトリクスのデモとしては非常に印象的です。このドット数・赤色単色でもいろいろ表現できそうですね。

このデモと同時に、なにやらドライバ類が自動的にPCにインストールされたようです。R3用の開発環境が先にインストール&起動していたためのような気がします。もし初めてのArduinoがR4だった場合、いろいろ手動でインストールする必要があるかも知れません。

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